素晴らしき日常

答えのない問いをループする、つれづれなる日常と旅の記録

職場環境は上司のやり方次第。新人の人柄も大きい。

新人さんがウチの部署に来て、3週間くらいになる。

まだ深く知ってるわけじゃないけれど、

自分にとってはとても久しぶりの直属の後輩なのと、

とても頭のいい愛嬌のある人なので、

自分も、周りも、ニコニコ仕事をしている。

 

3年前にはあり得なかった光景だ。

 

3年前は、仕事をやめようと思っていた。

もっというと、死にたいとずっと思っていた(今話すのは重いな)。

あんなに好きで始めた仕事を辞めたい、死にたいと思う日が来るとは…と

毎日忙しさで誤魔化しながら、心で泣きながら仕事をしていた。

パワハラモラハラ…人によったらセクハラ的な言葉を吐かれていたという

今はまさかの人事部長の元上司が、本当に癌だったなと思う。

あれをやれこれをやれ、社長案件だ、今すぐに!と仕事を頼んで

その帰り際「お前、何でまだ仕事してるんだよ」と言い放つような人だった。

朝から晩まで仕事しても終わらない投げっぱなしの仕事量…

成果はすべて俺のモノ。あれは恐ろしい部署だった…笑

部署が解体され、5年程前のもとの形に戻って、

その後も実はあれやこれやとあったのだけど、

今は、仕事の対象を愛する上司と仲間と一緒なので、

大変だけど毎日が嫌じゃない、楽しい。

 

そんな中で加わってくれた新人さん。

 

お知らせ用の写真をパシャパシャ撮って使っていたら、

20代の新人に「これはインスタ映えですね!!」とキラキラした笑顔。

 

言われると、なんだか嬉しい半面、

これがいいのか??いいのか??インスタ映えなのか??と

謎の戸惑いが顔をのぞかせる。

 

自分にとっては、

カッコイイ角度、色合い、情報量で写真を撮る上、

言葉で表せない事をそこに詰め込んで撮る癖がついているので

そうすればおのずとインスタ映えっぽいものが撮れる

という事なのかもしれない。

 

だって蛍光灯の青いライトに照らされた海鮮丼なんて、

どう見たっておいしそうに見えないじゃない?

それなら、暖色系の明るさに変えて、少し黒を押さえてあげた方が

美味しそうに見えるやん??という、

スーパーのお肉コーナー的な感覚なだけんだけど…

そういうのを皆が皆、持ってるわけじゃないって事か…とも思ったりした。

 

自分の友人、知り合いの中で一人、

何故か異様に食べ物の写真を撮るのが上手い人がいる。

小手先のテクニックとかじゃなく、

ド正面から取っているだけなのに、美味しそうになるという

恐ろしい人物だ 笑

 

あの感覚は、自分も是非欲しい 笑

 

話は転がりまくったが、とりあえず!

人生の大半を過ごす職場が平和なのは、

本当に尊い事だと思う。

 

ありがたい。うん。